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にきび・にきび痕

京都市山科区のけいゆうクリニックでは、にきびやにきび痕にお悩みの方へ、皮膚科専門医による丁寧な診療を行っています。にきびは「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という立派な皮膚の病気であり、放置すると痕が残ってしまうこともあるため、早期の的確な治療が重要です。

私たちは、保険診療による標準的な治療を軸にしつつ、繰り返す頑固なにきびや、クレーター状になってしまったにきび痕に対しては、高度な設備を用いた自由診療もご提案しています。日本皮膚科学会認定専門医が患者さんお一人おひとりの肌質を詳しく診察し、現在の症状やライフスタイルに合わせた治療計画を一緒に立てていきます。にきびは青春の象徴ではなく、治療で改善が期待できる疾患ですので、一人で悩まずにぜひご相談ください。

にきび・にきび痕の症状について

にきびの症状は、その進行度合いによっていくつかに分類されます。初期段階で治療を始めることが、にきび痕を作らないための近道です。

初期段階(白ニキビ・黒ニキビ)

毛穴の出口が角質で塞がり、皮脂が溜まった状態を白ニキビと呼びます。これが酸化して黒く見えるようになったものが黒ニキビです。この段階ではまだ炎症は起きていませんが、放置すると次の段階へ進んでしまいます。

炎症段階(赤ニキビ・黄ニキビ)

溜まった皮脂を餌にしてアクネ菌が増殖し、炎症が起きた状態が赤ニキビです。さらに炎症が進んで膿が溜まると黄ニキビと呼ばれます。この段階になると、周囲の組織がダメージを受け始めます。

にきび痕(赤み・色素沈着・クレーター)

炎症が引いた後も、肌に赤みや茶色い色素沈着が残ることがあります。また、炎症が真皮層まで深く及ぶと、肌の表面が凸凹になる「クレーター(陥凹)」となり、自然に元の滑らかな肌に戻ることは難しくなります。

にきび・にきび痕の原因について

にきびが発生する原因は、主に3つの要素が複雑に絡み合っています。これらを一つずつ紐解いていくことが、根本的な治療につながります。

  • 過剰な皮脂の分泌・・ホルモンバランスの変化や食事、ストレスなどにより皮脂が多く出すぎる。
  • 毛穴の詰まり・・古い角質が剥がれ落ちずに毛穴を塞いでしまい、皮脂が排出できなくなる。
  • アクネ菌の増殖・・皮脂を好むアクネ菌が、詰まった毛穴の中で異常に増えて炎症を起こす。

また、大人になってからできるにきび(大人ニキビ)の場合は、睡眠不足や不規則な食生活、間違ったスキンケア、化粧品による刺激なども大きな要因となります。男性の場合は、毎日の髭剃りによる肌へのダメージが原因で、顎周辺ににきびを繰り返すケースも多く見られます。

男性の方のにきび相談については「メンズ美容」のページも参考にしてください。

にきび・にきび痕の病気の種類について

一口に「にきび」と言っても、発生する年代や場所によって特徴が異なります。けいゆうクリニックでは、それぞれの特性を見極めて治療を行います。

思春期にきび

10代の頃にホルモンバランスの変化によって発生します。主に皮脂分泌が盛んなTゾーン(額や鼻)に多く見られ、成長と共に落ち着くことが多いですが、適切にケアしないと深刻なにきび痕になることがあります。

大人ニキビ

20代以降に発生し、フェイスラインや顎の周りにできやすいのが特徴です。乾燥やストレス、ホルモンバランスの乱れなどが原因となり、一度治っても同じ場所に再発しやすい傾向があります。

背中にきび・おしりニキビ

顔以外にも、皮脂腺の多い背中や、下着の摩擦などで蒸れやすいおしりにもにきびはできます。ご自身では薬を塗りにくい場所ですが、放置すると色素沈着が残りやすいため注意が必要です。

にきび・にきび痕の治療法について

当院では、まずは保険診療を基本とした治療を行いますが、繰り返す症状やにきび痕に対しては、自由診療による高度なアプローチも組み合わせて提案しています。

保険診療による治療

皮膚科のガイドラインに基づき、角質を剥がれやすくする外用薬(塗り薬)や、アクネ菌を抑える抗菌薬の外用・内服を中心に行います。まずは炎症を抑え、新しいにきびを作らせないことが目標です。

ケミカルピーリング

肌の表面に薬剤を塗布し、古い角質や毛穴の詰まりをやわらかくして取り除く治療です。肌のターンオーバー(生まれ変わり)を整えることで、にきびができにくい環境を作ります。当院では以下の薬剤を採用しています。

  • サリチル酸マクロゴールピーリング・・刺激が少なく、毛穴の角栓除去に優れています。
  • マヌカハニー・・殺菌作用や保湿効果が期待できる医療用のマヌカハニーを使用します。

施術後には、オプションでAPPプラスEローションGOプレミアムを贅沢に用いたパックで肌の鎮静と保湿を行います。

APPプラスEローションGOプレミアム

浸透型*1ビタミンC誘導体「APPS*2」、「GO-VC®*3」とビタミンE誘導体「TPN*4」を独自の黄金比で配合した化粧水。
角質層深くまで浸透して、肌の内側からハリとうるおいを与えなめらかな素肌へと導きます。

フォトフェイシャル

特殊な光を照射することで、にきびによる赤みや茶色い色素沈着に働きかけます。アクネ菌を殺菌する作用もあり、現在進行形の炎症を抑える効果も期待できます。肌全体の色むらを整え、トーンアップを目指したい方に推奨されます。

マイクロボトックス

マイクロボトックスは、ボトックスを皮膚の浅い層へ細かく注入する治療です。汗や皮脂の分泌に関わる働きをやわらげることで、毛穴の開きや過剰な皮脂を抑え、にきびができにくい肌環境を目指します。当院では、繰り返すにきびや皮脂によるテカリが気になる方に、肌質や症状を確認したうえでご提案しています。

医療脱毛

毛穴の大部分を占める「毛」を取り除くことで、皮脂や汚れが詰まりにくい構造に変えていきます。特にお顔や背中のにきびを繰り返す方に有効です。当院では「スプレンダーX」という、敏感肌の方でも配慮しながら照射できる装置を導入しています。

脱毛の詳しい情報については「医療脱毛」のページをご覧ください。

CO2フラクショナル(アキュパルス)

にきび痕のクレーターや毛穴の開きに対して、レーザーで微細な穴を開け、肌の再生能力(コラーゲンの新生)を促す治療です。当院では、先進的な「アキュパルス(AcuPulse)」を導入しています。従来のものより深い層までアプローチしつつ、点状に照射することでダメージを抑え、効率的な改善を目指します。

パンチ切除

アイスピックで刺したような深い凹み(アイスピック型)に対して行われる処置です。小さなメスで凹んだ部分をきれいに切り取り、縫い合わせることで、目立つ凹みを滑らかな線状の痕に置き換えます。通常のレーザーでは太刀打ちできない深い凹みに有効な手段です。

イソトレチノイン(内服薬)

重症の炎症性ニキビに対して用いられる強力なビタミンA誘導体の内服薬です。皮脂分泌を大幅に抑え、毛穴の詰まりや炎症を改善します。この治療で使用するイソトレチノインは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。当院の医師が国内の販売代理店等を通じて、医師の責任において個人輸入等で入手しています。国内に同一成分の承認医薬品はありません。米国FDAなどでは承認されていますが、胎児への影響などの重大な副作用があるため、慎重な医師の管理下での服用が必要です。また、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

アクネトレント(内服薬)

アクネトレントは、イソトレチノインを有効成分とする内服薬で、一般的なニキビ治療で十分な改善が得られにくい重症ニキビなどに用いられることがあります。皮脂の分泌を抑え、毛穴のつまりや炎症を改善する作用が期待されます。一方、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、妊娠に関する重大な注意点や肝機能、脂質などへの影響もあるため、自己判断での個人輸入・服用は避け、医師の管理のもとで使用することが重要です。

イベルメクチンクリーム(外用薬)

イベルメクチンクリームは、酒さにみられる顔の赤みやブツブツ、ニキビに似た発疹などに使用されることがある外用薬です。皮膚に存在するダニの一種である毛包虫への作用や、炎症を抑える作用が治療につながると考えられています。ただし、ニキビと酒さは見た目が似ていても治療方法が異なることがあります。個人輸入品は国内承認薬とは品質管理や流通経路が異なるため、まず皮膚科で診断を受けたうえで使用を検討することが大切です。

注射・点滴・サプリメント

体の内側からにきびのできにくい体質を目指します。皮脂の分泌を整えるビタミンB群や、抗酸化作用のあるビタミンCを活用します。副作用として、注射部位の痛みや、稀にアレルギー反応が起こる可能性があります。

  • にんにく注射(ビタミンB群を主成分としたもの)
  • 高濃度ビタミンC点滴
  • ドクターズサプリメント(MSS)

点滴の詳細については「点滴、注射」のページを参照してください。

にきび・にきび痕についてのよくある質問

Q1. 保険診療だけで治りますか?

A1. 多くの場合は保険診療の塗り薬や飲み薬で改善が期待できます。しかし、薬を止めると繰り返してしまう方や、すでに残ってしまったにきび痕の凹みを滑らかにしたい場合は、自由診療の方がより適したアプローチをご提案できることがあります。

Q2. にきび痕のクレーターは本当に改善しますか?

A2. 完全に元の平らな状態に戻すことは容易ではありませんが、フラクショナルレーザーなどの先進的な治療を重ねることで、凹みの角を丸くしたり、肌の厚みを出したりして、目立ちにくくすることは十分に可能です。

Q3. 治療中にメイクはできますか?

A3. ほとんどの治療で当日からメイクが可能です。ただし、CO2フラクショナルなどの治療直後は数日間赤みや細かいカサブタが出るため、専用のケアが必要になります。診察時にダウンタイム(術後の回復期間)についても詳しくお話しします。

Q4. 食べ物で気をつけることはありますか?

A4. 特定の食べ物だけでにきびができるわけではありませんが、糖質や脂質の多い食事は皮脂分泌を促す可能性があります。バランスの良い食事と、ビタミンB群の摂取を意識することをおすすめしています。

Q5. 何回くらい通う必要がありますか?

A5. 症状によりますが、肌の生まれ変わりには時間がかかるため、数ヶ月単位での継続が望ましいです。自由診療の施術も、通常は3回から5回程度繰り返すことで、より実感を得やすくなります。

院長より

山科区安朱にある「けいゆうクリニック」では、日本皮膚科学会認定専門医が、医学的根拠に基づいたにきび治療を提供しています。にきびは命に関わる病気ではありませんが、鏡を見るたびに憂鬱になったり、自分に自信が持てなくなったりと、心に大きな影響を与える疾患であると私たちは考えています。

私たちの強みは、皮膚科と泌尿器科の専門医が連携し、充実した設備(CTやエキシマライト等)を備えていることです。保険診療を基本としながらも、より高い水準の改善を目指したい方には、美容皮膚科の先進的な治療を組み合わせることが可能です。特に、にきび痕のクレーターなどは、セルフケアや保険の薬だけでは太刀打ちできないことが多く、専門的なレーザー治療などが大きな価値を発揮します。

また、私たちは「患者さんの待ち時間を減らす」ことにも力を入れており、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したスムーズな診療を心がけています。「この程度のにきびで受診してもいいのかな」と迷う必要はありません。専門医の確かな目で、お一人おひとりに寄り添った解決策をご提案しますので、どうぞお気軽にお越しください。

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