酒さ(赤ら顔)
酒さは、顔に赤みが出やすくなったり、ほてり、ひりつき、にきびのようなぶつぶつがくり返し出たりする皮膚の病気です。赤ら顔として相談されることも多く、頬、鼻、あご、額などに症状が出やすい傾向があります。
洗顔後、入浴後、緊張したとき、暑い場所や寒い場所、紫外線、香辛料、飲酒などで悪化しやすい方もいます。「肌が敏感になった」「化粧品がしみる」「赤みがなかなか引かない」と感じる場合は、酒さの可能性があります。
当院では、まず保険診療を基本に考えながら、症状やご希望に応じて自費診療も含めてご相談いただけます。京都市山科区、山科駅から徒歩2分の通いやすい場所にありますので、赤ら顔や顔のほてりでお悩みの方はご相談ください。
酒さ 赤ら顔の症状
酒さでは、顔の赤みを中心に、いくつかの症状がみられます。
- 頬や鼻の赤みが続く
- 顔がほてりやすい
- 洗顔後や入浴後に赤くなる
- ひりひり、ぴりぴりする
- にきびのような赤いぶつぶつが出る
- 肌が敏感になり、化粧品がしみる
- 毛細血管が浮き出て見える
にきびと似たぶつぶつが出ることもありますが、酒さはにきびとは治療方針が異なる場合があります。自己判断で強いスキンケアや刺激のある化粧品を使うと、かえって悪化することもあります。
酒さ 赤ら顔の原因
酒さの原因は、まだ完全にはわかっていません。皮膚の血管の反応、免疫の働き、皮膚のバリア機能の低下、紫外線、温度変化、刺激物などが関係していると考えられています。
悪化のきっかけになりやすいものには、次のようなものがあります。
- 紫外線
- 暑さや寒さ
- 入浴や運動によるほてり
- 香辛料の多い食事
- 飲酒
- ストレスや緊張
- 摩擦の強い洗顔
- 刺激の強いスキンケア
すべてを完全に避けることは難しいため、患者さんごとに悪化しやすいきっかけを見つけ、無理なく調整していくことが大切です。
酒さ 赤ら顔の種類
酒さには、赤みやほてりが中心のタイプ、にきびのようなぶつぶつが目立つタイプ、毛細血管が目立つタイプなどがあります。複数のタイプが重なっていることもあります。
赤みが中心の方は、肌の刺激を減らしながら炎症を抑える治療を考えます。ぶつぶつが目立つ方は、外用薬や内服薬を組み合わせることがあります。毛細血管が目立つ場合は、保険診療だけでは改善が難しいこともあり、自費診療を検討する場合があります。
酒さ 赤ら顔の治療法
保険診療による治療
酒さの治療は、まず保険診療を基本に考えていきます。炎症のあるぶつぶつが目立つ場合には、抗生物質の外用薬や内服薬を使うことがあります。
また、殺菌作用のあるロゼックスゲルを使って、赤みや発疹を抑えていくこともあります。ロゼックスゲルはメトロニダゾールという成分を含む外用薬で、酒さの炎症を抑える目的で使われます。
症状はすぐに大きく変わるとは限らないため、肌の反応を見ながら治療を続けることが大切です。
スキンケアの見直し
酒さでは、肌への刺激を減らすスキンケアもとても大切です。洗顔はこすりすぎず、低刺激の洗顔料でやさしく行います。スクラブ、ピーリング、アルコール成分の強い化粧品などは、症状によっては刺激になることがあります。
保湿と紫外線対策も大切です。ただし、日焼け止めがしみる方もいるため、肌に合うものを選ぶ必要があります。当院では、治療薬だけでなく、日常のスキンケアについてもできるだけわかりやすくお伝えします。
自費診療による治療
保険診療でうまくいかない場合には、自費診療を利用することもできます。特に、赤みや毛細血管の目立ち、肌質の改善を目指したい場合には、美容皮膚科的な治療が選択肢になることがあります。
自費診療は、すべての方に必要な治療ではありません。まずは保険診療でできることを確認し、それでも赤みや見た目のお悩みが残る場合に、患者さんのご希望を伺いながら検討します。効果には個人差があり、赤み、ひりつき、乾燥、色素沈着などのリスクが出ることもありますので、治療前に内容をきちんとご説明します。
酒さ 赤ら顔についてのよくある質問
Q1. 酒さはにきびと違いますか
A1. 酒さでは、にきびのようなぶつぶつが出ることがありますが、にきびとは原因や治療が異なる場合があります。市販のにきび薬で刺激が出ることもあるため、赤みやほてりを伴う場合はご相談ください。
Q2. 赤ら顔は治りますか
A2. 症状を完全になくすと断言することは難しいですが、治療やスキンケアの見直しで赤みやぶつぶつが落ち着くことがあります。悪化のきっかけを減らしながら、継続してコントロールしていくことが大切です。
Q3. 化粧品は使ってもよいですか
A3. 使えることが多いですが、刺激の少ないものを選ぶことが大切です。しみる、赤くなる、ひりつく場合は、いったん使用を控えてご相談ください。
Q4. 自費診療は必ず必要ですか
A4. 必ず必要ではありません。まずは保険診療を基本に治療を行います。保険診療で十分に満足できない赤みや毛細血管のお悩みがある場合に、自費診療を選択肢としてご説明します。
院長より
酒さは、顔に出る症状のため、患者さんの気持ちに大きく影響しやすい病気です。「人前で顔が赤くなるのがつらい」「ほてりが気になる」「にきびだと思って治療していたけれど良くならない」というご相談もよくあります。
けいゆうクリニックでは、皮膚科専門医が赤みやぶつぶつの状態を確認し、保険診療を基本に、必要に応じて美容皮膚科の自費診療も含めて治療を考えていきます。赤ら顔を体質だから仕方ないとあきらめず、一度ご相談ください。私たちは、肌の状態と生活への影響を丁寧に伺いながら、無理なく続けられる治療をご提案します。
